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【カップヌードルミュージアム・安藤百福発明記念館 横浜】
【インスタントラーメンの父】安藤百福の発明までの考え方を学べる記念館
「みなとみらい駅」より徒歩8分
「馬車道駅」より徒歩8分にある
【カップヌードルミュージアム横浜】
ここの正式名称は【安藤百福発明記念館横浜】です。
その名の通り、安藤百福さんの発明に関係するものが展示されています。
安藤百福(あんどうももふく)さんとは、
1958年、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した日清食品の創業者です。
そして1971年には、世界初のカップめん「カップヌードル」を発明しました。
その百福さんの、
「クリエイティブシンキング=創造的思考」はどういうものなのか?
を文字や映像などでわかりやすく説明されています。

カップヌードルミュージアム横浜
地球の食文化を革新した人
百福さんの発明によって生みだされたチキンラーメンとインスタントラーメンは、世界の食文化を変えたといっても過言ではないでしょう。
国や地域によって材料や味は違っていても、〝お湯をかければ食べられる簡単さ〟によって色々な場面で活躍しているインスタントラーメンは、
早く簡単に温かい食事を取りたい場合に重宝されています。
スーパーやコンビニにいけば必ずインスタントラーメンはあるし、非常食として備えている家庭も多いのではないでしょうか?
一般的になったインスタントラーメンは、2005年には宇宙食としてデビューしました。「スペース・ラム」は宇宙食ラーメンです。
クリエイティブシンキング=創造的思考
50年以上も研究し続け結果を出した百福さんの考え方、捉え方が実に興味深いです。

1、まだ無いものを見つける
2、なんでもヒントにする
3、アイデアを育てる
4、タテ・ヨコ・ナナメから見る
5、常識にとらわれない
6、あきらめない
1から6まで、特に難しいことではないと思うのですが、私も含めほとんどの人がやっていないこと、出来ていないことだと思います。
今の生活をそのまま受け入れて、特に疑問にも思わず改善しようとも思わず生きているので、創造することがないのでしょう。
百福さんのお言葉
そのクリエイティブシンキングを具体的な言葉で表していたものがこれです。

・失ったのは財産だけではないか。その分だけ経験が血や肉となって身についた
・どんなに優れた思いつきでも、時代が求めていなければ、人の役に立つことはできない
・自分の周囲に、いつも好奇の目を向けろ
・発明はひらめきから。ひらめきは執念から。執念なきものに発明はない
・知識よりも知恵を出せ
…なるほど、と思うことばかりです。

私が特に心に響いた言葉はこれです。
「四六時中考える習慣をつけなさい」
時間が足りない、もっと自分の時間がほしい…と思う時が多いのですが、
これは、優先順位の低いことに頭を使っているからなんですよね。
優先事項、重要事項に頭を働かせることに気をつけてみようと思います。
子供も大人も楽しめるカップヌードルミュージアム
オリジナル「カップヌードル」やチキンラーメンファクトリー
しっかりと百福さんのクリエイティブシンキングを脳にインプットしたら、
実際に、
オリジナルのカップヌードルやチキンラーメンが作ってみるのもいいでしょう。
世界に1つだけのオリジナル「カップヌードル」、小麦粉から「チキンラーメン」を手作りするのはこの記念館ならではの経験になります。
「NOODLES BAZAAR ワールド麺ロード」では、世界の麺料理を食べられるので、老若男女、個人でもカップルでも家族でも楽しめます。

お土産などを販売しているショップもあります

チキンラーメンに関するお土産物が多いです。
おまんじゅうやスティックポテトなど、チキンラーメンと結びつかないようなお菓子があるので、その意外な美味しさ(美味しいと感じるかはわかりませんが…)を楽しめると思います。
帰国便で食べた最高に美味しいカップヌードル
カップヌードルはツアーの締めくくりの味でした
カップヌードルができたのは1971年。
私とほぼ同い年です。
子供の頃はあまり食べた記憶はないのですが、社会人になってからカップヌードルの思い出がたくさんあります。
ヨーロッパのツアーに添乗していた20代、KLMオランダ航空で行く機会が多く、帰国便はアムステルダムのスキポール空港からの飛行機でした。
約12時間の飛行は、座席に着くとすぐに爆睡。食事もとらずに眠っていました。ヨーロッパのツアーは最短でも1週間、長い時で2週間くらいだったので、帰国便にお客様全員が乗ったのを確認すると疲れが一気に出ます。
何時間も眠って成田に着く少し前に目が覚め、ちょうどその頃にサービスされるのがカップヌードルでした。
その美味しさといったら…たまらない!
ツアーで出されたコース料理も美味しかったけれど、
あのカップヌードルは安堵感が加わって最高に美味しかった!
無事にツアーを終えられた、特に問題なくお客様に楽しんでもらえたという達成感や、
もう少しあの場面でこうした方がよかったんじゃないか、もっと下調べをしていれば詳しい案内ができたんじゃないか、という後悔とともに
ズルズルッとすすったカップヌードル、
あの味は忘れられません。
百福さんのクリエイティブシンキングを考えながら…
昔のカップヌードルとの思い出が蘇ってきたら、急に食べたくなってしまいました。
百福さんの考え方は一朝一夕では真似できませんが、時々メモしたことを読み直しながら食べてみようと思います。
カップヌードル。
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