幕末から令和まで引き継がれる早矢仕さんの【ハヤシライス】

丸善の屋上で食べた【早矢仕ライス】

また食べたくなる懐かしい味

またいつか食べたいな〜、

と思う食べ物の1つに、

丸善(マルゼン)の早矢仕ライス(ハヤシライス)があります。

いつか…いつか…と思うだけで終わってしまわないように、

行ってきました。

丸善は東京・日本橋にある本屋さんで、

創業者の早矢仕有的(ハヤシユウテキ)さんがハヤシライスを生み出した

と言われています。

丸善そのものがまだあるかどうかも確かではなかったのですが、

丸善

ありました!!!丸善です!

ここの早矢仕ライスは私の思い出の味なんです。

旅行会社で働いていた20代、時々食べていた早矢仕ライス。

当時は、ビルの屋上にプレハブ小屋のような建物があり、10人くらいしか入れない狭い店内でいただきました。

隣にゴルフの練習スペースがあって、緑色のネットが印象的でした。

そんな、まるで隅っこに追いやられてしまったかのようなハヤシライスなのに、

びっくりするくらい

とっても美味しくて大大大好きでした。

狭い店内なので、お昼休みの12時キッカリに会社を出て小走りで行かないと食べられません。

誰かが「今日はハヤシライス!」と言い出したら、

12時にダッシュ出来るように仕事を微調整していたものです。

今の【早矢仕ライス】

場所は変わってもまた食べられました

そんな思い出のある早矢仕ライス、まだ食べられるのかな、、、

あの屋上にはどこから上がるんだっけ?、、、

辺りを見回しても、屋上に上がれるようなところがない。

でも、こんな看板が…

あ、これ!これ!

急いでエレベーターで3階に行くと、

立派なレストランがありました。

まさか、あの屋上でひっそり振舞われていたハヤシライスが、こんな高待遇を受けているの?

ドキドキしながら店員さんに聞いたら、

2007年にビルを建て替えた時に、

早矢仕ライスも屋上から3階に移動したとのこと。

若い店員さんは、もちろん当時のお店は見ていないけれど、時々私のように懐かしんで訪ねてくる人がいるので、話を聞いて知っているのだそうです。

 

嬉しかったですよー。

食べるつもりでここまで来たのですが、

まさか本当に食べられるとは…

ソースが、ほら!艶々してるでしょ?

美味しかったですよーーー!

この濃厚なソースが

美味しいこと美味しいこと!!!

20代の頃は、味そのものに感動していたと思いますが、

50歳目前の今は、

30年の時を思いながら、味わいました。

なぜか、涙が出てくるような感覚でした。

絶やさず作り続けてくれてありがとう

【早矢仕ライス】が思い出させてくれたもの

12時キッカリに一緒にダッシュしたSさん、Kさん、Wさん、他にもたくさんの同僚の顔が浮かびます。

元気にしてるかな・・・・

今ならスマホでずっと繋がっていられますが、

当時は、退職したらわざわざ電話をかけるか、年賀状を毎年書き続けない限り連絡をとる方法はありませんでしたから、

もう今ではほとんどの人と繋がっていません。

少し寂しい気もしますが、

こうやって、早矢仕ライスを食べながら懐かしむのもいいのかな…

自分自身もことも思い出され、ちょっぴり恥ずかしいけれど、

社会人成り立てでまだまだ駆け出しなのに、内勤も添乗もよく頑張っていたと褒めてあげたいです。

 

思い出に残る食べ物を、久しぶりにいただいて感情が刺激されました。

やっぱり、わざわざ訪ねて来て良かった。

 

テーブルに置かれた『早矢仕ライスの由来』には

早矢仕さんがハヤシライスを作っていたのは、幕末か明治の初年の頃。

約160年もの長い間、

早矢仕ライスを守り続けてくれた丸善に感謝です。

 

 

また来ようと思います。

 

 

 

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