デモが続いていましたが、香港へ行ってきました

香港へ行っても大丈夫なの?

デモの報道が続いていたので心配でしたが…

2019年11月下旬、香港とマカオに行ってきました。

「え?香港⁉︎大丈夫?」と驚かれ心配されると思ったので、家族や知人には「マカオに行ってくる」とだけ伝え出発しました。

ご存知の通り、香港では今年6月から始まったデモは、一時期170万人から200万人規模になった時もありました。

でも、一旦その報道を目にすることがなくなったので、今回の飛行機とホテルを予約したのですが、

予約した直後、デモ参加者が死亡、日本人男子学生が拘束されたというニュース。

予約するんじゃなかったかな…

と一瞬後悔しましたが、

その後すぐに、香港区議選で民主党が圧勝したので、少しは落ち着くだろうと期待し、

デモや何らかの運動をしている所には近づかないと決めて出発しました。

成田発香港行きキャセイパシフィック航空

飛行機はキャセイパシフィック航空509便

成田空港9:00出発。

搭乗ゲートに集まる人が少ないように感じましたが、朝早い出発なので少ないのかな?と思い飛行機に乗り込みました。

でも、想像を遥かに上回る少なさでした。

こちらが出発直前の機内の様子です↓

ガラガラです。

何十回と飛行機に乗っていますが、こんな機内は初めてです。

この写真は飛行機の後方を撮影したものですが、前方も同じように座席に座っている人はパラパラでした。

座席に座っても視界に入る人がほとんどいないのです。

少しはデモの影響はあるかと思いましたが、まさか、ここまで空席があるとは想像していなかったので驚きました。

あまりの少なさに、これは乗っては行けない飛行機だったのかな…とも思ってしまったほどです。

しかし、乗ってしまった以上、

今さら後悔や心配しても仕方がないので、気にせず、のんびり過ごすことにしました。

そう気持ちを切り替えると、良い点に気づき始めます。

乗客が少なかった分、CAの目が行き届くので対応が早いです。

ドリンクサービスも、いつもなら様々なドリンクをカートに乗せて移動させてサービスするところを、何も持たないCAが一人一人に聞いて持ってきてくれました。

カートが通路を塞がないので、お手洗いに行きやすいです。

そして、座席が有り余っているので、

私は席を4席使い、真横になって熟睡することができました。

もしかしたら、ビジネスクラスのシートよりフラットだったかもしれません。

飛行機が目的地に到着すると、

さっさと歩いて飛行機を出ました。

いつもなら、立ち上がっても長い列ができてなかなか前に進まないんですけどね。

いつもの窮屈さを感じることなく快適に過ごせた5時間半でした。

デモが身近に感じられました

観覧車で出会った家族

 

初日にビクトリアピークからの夜景を見ようと、フェリーで香港等へ渡った時のことです。

その時のことは詳しくまた別の記事に書きますが、

ビクトリアピークには行けなかったので、フェリーターミナル近くの観覧車に乗りました。

観覧車はプライベートチケットではなく、相席になっても良いチケットを購入したので、他の人たちと同じ車内から夜景を楽しみました。

相席になったのは、3人のグループ。

 

お父さん、お母さん、23才の大学生の娘さんの3人家族です。

挨拶から始まり、少しずつ話をしてみると、

なんとその3人はついさっきまで、デモに参加していたというではありませんか!

ホテルのある九龍(クーロン)島でデモをやっていたのは知っていましたが、

ここ香港島でもデモが行われていたようです。

私の勝手なイメージでは、デモに参加する人は、威勢が良くて少しピリピリした雰囲気の人だったので、

観覧車に乗って楽しそうにしている家族とデモを結びつけることはできませんでした。

デモに参加した後に観覧車に乗りにきた、という3人の家族。

にこやかに「参加してきたの」と話してくれた娘さんの笑顔は、まるでお祭りにでも参加してしてきたような楽しささえ感じました。

 

偶然、同じフェリーに乗ると…

観覧車を降りてその家族と別れた後、

フェリー乗り場に向かいフェリーを待っていると、偶然、またその家族に会いました。

自然とその家族と一緒にフェリーに乗り込み、九龍(クーロン)まで隣同士で座りました。

しばらく、たわいもない話をしてしていると、

突然、誰かが大きな声で何かを言い、

それに続いて周りの数十人が大きな声で叫び出したのです。

私はその集団の端にいましたが、

私が座っていた周辺はみんなで叫んでいました。

デモに参加した人で、九龍に戻る人がそのままフェリーに乗っているのでしょう。

1人が大声で叫ぶと、周りの人が後に続いて叫ぶ。

これを何回も繰り返しているのです。

私は、その娘さんに何を叫んでいるのか尋ねると、

それぞれ言葉は違うけれど、

デモの目的を言っているのだそうです。

「昔の香港を取り戻したい」というような意味のことを言っている人もいる、と教えてくれました。

他の目的も説明してくれましたが、英単語が分からず半分くらいしか理解することができませんでした。

とても残念です。

デモは、自分たちの意志を伝えて平和的に目的を達成する手段。

peacefully (平和的に)という言葉を強調していました。

Peacefully (平和的に)

その場にいたのは、デモ参加者だけでなく、もしかしたらデモには参加しなくても、同じ考えを持った香港の市民も声を合わせて団結心を高めているのかもしれません。

日本の報道では、デモが起こって、死亡者が出て、日本人学生が拘束された…という報道が主なもので、もっと詳しい情報は入ってきません。

入ってこない、というよりも、私自身が受け身だからそうなのでしょう。

今回、せっかく香港に行く機会があったのだから、もっと調べて、デモに関する英単語ぐらいはあらかじめ覚えていれば、彼女の話しをきちんと理解出来たのにな…と悔やまれます。

「peacefully 」

彼女は何度も言っていました。

平和的に香港を変えていこうとしている姿を見て、心から応援したくなりました。

香港行きの飛行機が早く満席になりますように

香港の平和を祈ります

ガラガラの飛行機は、横になって眠れるので快適なのですが、

やはり、お客様がいてこその旅客機です。

せっかく、CAが迎えてくれて、映画やドラマ、免税品、機内食も用意され、パイロットが安全に飛行してくれる飛行機に、

あんなに少ない乗客しかいないのは悲しすぎます。

今回、初めて香港に行ってみて、食事やショッピングを楽しむことができました。

食事や買い物もスムーズにできたし、特に悪い印象はなく、逆に手際が良かったので好印象です。

観光地として安心して訪問できるように、

香港の未来が早く平和に向かうように祈ります。

 

 

 

 

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