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フィジーで忘れられない曲【イサレイ】
クルーズのスタッフが歌ってくれました
フィジーから帰ってきて、写真や動画を何度も見て懐かしんでいるのですが、
何回聞いてもじーーーんと心が締め付けられそうになる動画があります。
それは、
ティビュア島から帰ってくるフェリーで歌ってくれた曲であり、
フィジー最後の夜、フェアウェルディナーで歌ってくれた曲でもあります。
2つともゆったりとしたテンポで、男女のハーモニーが美しいのですが、心がキューンと締め付けられそうになる曲
それは、イサレイ(Isa Lei)
フィジーのお別れの歌です。
楽しかったティビュア島からの帰りのフェリーで、のんびりしていた時に聞こえてきたメロディ。
それまでカジュアルな感じで楽器を演奏し、歌を歌って賑やかだったのですが、
急に男女が立ち上がって、手前に女性、その後ろに男性が整列しました。
フィジー語なので意味はわかりませんでしたが、涙が出てくるような感覚になり、
今日のティビュア島で過ごした時間と、
出会った人達、そしてティビュア島と海と太陽、全てのものに感謝して、
またここに戻ってきたい、と自然と思わせてくれるような歌でした。

ティビュア島からの帰り
フィジーの民謡、世界でヒットし日本でも放送されました
日本に戻ってきてから調べてみると、
この曲はフィジーの昔から伝わる民謡で
IsaLei(イサレイ)といいます。
フィジーのお別れの歌です。
1962年にオーストラリアで結成されたコーラスグループ『The Seekers (ザ・シーカーズ)』により1963年ごろにカバーされ、
英米圏を中心に広まりました。
NHK『みんなのうた』でも
1969年12月に放送されました。
ちょうど50年も前のことです。
最後の夜、フェアウェルディナーでもイサレイ
ファムツアー最後の夜、参加者全員がシェラトンホテルの会場に集まり、フェアウェルディナーが催されました。
会場は、ホテル内にある白砂のビーチです。
政府観光局、フィジー航空の方々、
ファムツアーの参加者と歓談しながら食事を楽しんだ後のイサレイ。
フェリーの時と同じように、
フィジィアンの女性が前列に、
男性が後列に並びます。
歌っている人も場所も時間も違うのですが、
フェリーで聞いた時のように
自然と涙がこぼれてしまいました。
お別れの歌だとはわかっていますが、
意味も分からず、
ましてやみんなと楽しんだ直後だというのに、その曲を聞くと急にしんみりしてしまうのは不思議なものです。

『イサレイ』は〝行ってらっしゃい〟
Bula 、Vinaka、IsaLei
フィジー語の挨拶で1番よく使うのは
Bula(ブラ)でした。
意味は〝こんにちは〟〝やぁ!〟などで、
道ですれ違った人からも、気軽にBula!と声をかけられました。
〝ありがとう〟は Vinaka (ビナカ)
サービスを受けた時などのお礼を言いたい時に使います。
そして、Isa Lei(イサレイ)は
『行ってらっしゃい』
なるほど、『行ってらっしゃい』だったんですね!
『行ってらっしゃい』の言葉には
〝またここに戻ってきてね!〟の想いを込められていると思います。
私が、家族や仕事場でいう時はそうですから。
フィジィアンは、とても穏やかで、
出会うたびに笑顔でBula!と挨拶します。
時間もゆっくりと流れ、すべてがのんびりしている『フィジィアンタイム』
ブルーやエメラルドグリーンの海、
マングローブ、バナナやヤシの木が生茂る
自然がいっぱいあるフィジーにまた戻ってきたいです。

Isa Lei 日本語歌詞
清水博司さん作詞のIsa Lei です
1. さよならおわかれね イサレイ
明日は船出する日ね
さよなら 懐かしい思い出
あなたも 忘れないでね
2.さよなら 悲しいわ イサレイ
あなたが いなくなったら
さよなら港を越え いつか
わたしも 後から 行くわ
3. さよなら 祈るのは イサレイ
再び会える その日を
さよなら 花が咲く島へ
帰っても 元気でいてね
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