東京から約2時間で行ける初島。食べて遊んでのんびりできるリゾートアイランドに行ってみましょう
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東京から日帰りできる離島【初島】
東京から約2時間でいけるリゾートアイランド
お休みの日にどこかにお出かけしたいけれど、どこかいいところはないかしら?
1日しかないけれど、気分をガラッと変えられるようなところはないかしら?
とお探しの方、おすすめのところがありますよ!
それは【初島】という島。
離島です。

島、と聞くと遠いイメージがあるかもしれませんが、初島はちがいます。
初島は、静岡県熱海市の熱海港からフェリーで30分のところにあります。
東京駅から熱海駅まで新幹線で約50分
(東海道本線では約1時間43分、アクティーでは約1時間35分)
熱海駅から熱海港までバスで約10分、
熱海港から初島港までフェリーで約30分、
約2時間から2時間半です。
東京から日帰りができる離島で、リゾート気分を味わってみませんか?
フェリーに乗って初島へ〔時刻表・運賃〕
熱海駅から徒歩約30分、バス、タクシーで約10分のところに熱海港があります。
熱海港から初島港まではフェリーで約30分。
カーフェリーではないので、お車でお越しの方は、熱海港近辺の市営駐車場(有料)などを利用して下さい。30分100円。
こちらが時刻表(2019年10月1日料金改正)↓

運賃は往復で、2,640円(大人)、1,320(小人)、1,320(ペット)
時刻表は写真をご覧ください。
ただし、悪天候の場合は欠航になる時があるので、心配な場合はあらかじめ問い合わせをした方がいいと思います。
晴天でも波が荒いと欠航になる可能性がありますよ。
イルドバカンス プレミアと3世号
熱海港⇆初島間を行き来するのは、イルドバカンスプレミアと、イルドバカンス3世号の2つのフェリーです。
それぞれの特徴は、
イルドバカンスプレミア
白いボディ、木目調で統一された船内、海向きのペアシート、グループ向けのボックスシート、(航海中は使用出来ないが)船内にエレベータあり、605名収容
イルドバカンス3世号
南国の花々が咲き乱れるようなデザイン、868名収容
プレミアの方が3世号より新しいフェリーです。
時刻表を見て、行きと帰りを違うフェリーに乗船してみて違いを見つけるのも楽しそうです。
フェリー乗船
熱海港→初島のフェリーでは、乗船時にチケットのチェックがあります。
見せるだけです。
往復切符なので無くさないようにしましょう。
(熱海港に帰ってきた時に、切符を回収されます)
熱海港を出港すると・・・
カモメが次々と追いかけてきます。
最上階のデッキでは、カモメがすぐ近くまで近寄ってくるので、あらかじめパンなどの餌になるようなものを持ってくるのも良いでしょう。

フェリー内は自由席です。
好きな席に座ってもよし、下の階で靴を脱いで寝っ転がってもよし、デッキで海風に当たっているのもよしです。
フェリー内に売店はないので、熱海港で乗船する時に売店や自動販売機で購入しておきましょう。
船内放送は、乗船下船の時の案内があるだけです。
30分後、初島に到着。
初島で食事【エクシブ初島・翠陽】と【みやした】
会員制リゾートホテル【エクシブ初島】翠陽(すいよう)
島内の3分の1を占める広大な敷地にあるエクシブ初島
初島港から送迎バスがあるので、食事の予約をする際、フェリー到着の時間を伝えておくと良いでしょう。
島民は島の北部に住んでいるので、このエクシブ初島のある北部は、とても静かで自然を心ゆくまで感じられる場所だと思います。
敷地内はきれいに手入れされているので、四季折々のお花を愛でることができます。
会員制リゾートホテルですが、レストランは会員でなくても利用できます。
初海・・・海の幸の素材を中心にした会席料理(朝・夜)
オセノア・・・朝食バイキング(大人2,000円)や冷やしてざる蕎麦、金目鯛煮付け膳、オムライスなどメニュー豊富 (朝・昼・夜)
翠陽・・・広東料理をベースにした中国料理(繁忙日のみ昼・夜)
この中でも今回おすすめするのは、
翠陽(すいよう)
ホテルで最も眺望の良いレストラン。広東料理をベースにした、魚介類を盛り込んだ中国料理です。ディナータイムは、熱海の夜景や花火が見れる特等席もあります。
私が訪れたのはお昼。
通常お昼は、繁忙日のみの営業なので事前に確認が必要です。
私はランチコースをいただきました。3,500円(税別)

・彩り前菜盛り合わせ ・蟹身と卵白入りフカヒレスープ
・真鯛と帆立貝柱の揚げ物スパイシーパウダー和え ・牛肉のサテソース炒め
・やりいか入りあんかけ炒飯とザーサイ ・食後のデザート
盛り付けも美しく、上品なお味で大変美味しかったです。
窓に広がる海と空を眺めながら、開放的な雰囲気で気持ちを穏やかにさせてくれました。
初島港近くの食堂【みやした】人気の ‘のり丼’ あしたばと海苔が良く合います
初島港に到着すると、小さな食堂がずらりと並んでいます。

昔は、島でとれた魚や農作地を島民が平等に分けていたというスタイルを引き継いでいるのか、この食堂の建物はみんな同じです。
初島は、島で手に入るもの以外は船で運ぶ必要があるので輸送費がかかります。
そのため、自動販売機の飲み物も少し高めで、食堂も特に安いというわけではありません。
ですが、新鮮な魚介類や初島でしか食べられないものもありそれがまた美味しいので、初島を訪れる際は、必ずお昼の予約をするという釣り人もいるそうです。
そんな話をしてくれた【みやした】の ‘のり丼’ 、おすすめします!

のり丼は、あしたばのかき揚げと海苔がご飯に乗っている丼です。
タレがかかっているので、そのままいただけます。
私にとって「あしたば」は初めて。
味も香りもとても良く、海苔ととても良く合うと思いました。
あしたばの天ぷらに塩をかけて、ビールのつまみでいただきたかったくらいです。
「あしたば」は、「明日葉」。
「今日葉っぱを摘んでも明日には芽が出る」と言われるほど生命力が旺盛な植物です。
青汁などの健康食品の原料にもなっているほど栄養はたっぷりで、微妙な苦味があります。
旬は2月中旬から5月頃。
日本原産で、房総半島から紀伊半島、伊豆諸島の太平洋岸に自生しているということですから、地のものです。
栄養もあって土地のものなら食べないわけにはいきませんね!
のり丼の他にも、新鮮な魚介料理が魅力的だったので、またゆっくりと食べにきたいです。
初島アドベンチャーSARUTOBI
初島には、家族やカップルで楽しめる場所もありますよ。
SARUTOBI(サルトビ)で冒険気分を味わってください。

専用のハーネスを着用して樹を上っていくヨーロッパで人気の自然体験施設です。
難易度は様々ですが、特別な腕力はいりません。子供からシニアまで同じレベルで楽しむことができます。
所用:約30分〜1時間。 大人:1,900円
営業時間:10:00〜17:00(最終受付は16:00)季節によって変わります。
インターネットでの予約もできますが、開始時刻に少しでも遅れた場合はキャンセル扱いとなってしまい、そのあとの時間に予約の取り直しはできません。
時間に遅れないように、余裕を持って予約をすることをおすすめします。
【初島周遊路】歩いて1時間で一巡り
上に載せた地図にある通り、赤の点線が初島周遊路です。
初島をぐるっと1周回ると約4km、約1時間
天気のいい日は、波音を聴き潮風を感じながらお散歩するのも良いでしょう。
12月から1月は水仙、夏は竜舌蘭(リュウゼツラン)などの多肉植物やハイビスカス、ブーゲンビリアも見られます。
日常生活では味わえないリラックス感を初島でどうぞ!
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