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一人暮らしの長男に作ってあげたいもの
寒い時には、かぼちゃのスープ
先週、一人暮らしをしている長男から、「相談したいことがあるから、木曜の夜遅くなるけど行っていい?」とラインが届きました。
〝相談ってなんだろう?〟と気にはなりましたが、
それよりも〝何を作ってあげよう?〟と思い、すぐに、〝これ!これ!〟と思い浮かんだものがありました。
それは、かぼちゃスープ。
最近、大分冷え込んできたし、夜遅くなるならスープ類が食べやすいだろうし、
何より長男が好きなものを作ってあげたかったからです。
長男はかぼちゃのスープが大好きで、時々催促されて作ると、「うまい!うまい!」と言いながら何回もおかわりしてくれたことを思い出しました。
大量に作ったかぼちゃのスープはあっという間になくなってしまい、ひどくガッカリするので、「また今度ね」と私が言うパターンでした。
長男がリクエストしたものは
喜んで作ってあげましょう
少し経ってから「夜は家で食べていい?」のライン。
「もちろん!リクエストある?」と聞くと、
なんとなんと「かぼちゃのスープ」でした!
ちょっと、いえ、かなり驚きでしたね〜
そして嬉しかった!!!
かぼちゃのスープは、なかなか時間がかかるので前の日の夜から下準備をしておきました。
1、かぼちゃを小さく切って皮を切り落とします。(最初のうちは皮を剥いていたのですが、硬くて包丁を押さえる指が痛くなるので切り落とすようにしています)
2、玉ねぎを乱切りにします。
3、1と2と水とコンソメを入れて野菜が柔らかくなるまで煮ます。
・・・ここまでを前日の夜にやっておき、保温鍋に入れておきました。
翌日、夕方帰宅してから、
4、柔らかくなった野菜とスープを少しづつミキサーに入れ、滑らかになるまで少し長めに混ぜます。(時間が短いと繊維が残るので、とろ〜りとなるまでよく混ぜます)
5、鍋に入れて温めて生クリームと塩で味を整えます。
6、器に盛り付け、少し生クリームを垂らして出来上がり
プロや料理上手な人にはもっと美味しくなるレシピがあるのかもしれませんが、この味で喜んでもらえていたので、今回もこの通りに作りました。
食べる姿はいくつになっても変わりません
かぼちゃのスープで心も温かくなりました
予定通り夜中の12時くらいに家に着いて、夫も交えて相談を聞きました。
かぼちゃのスープを食べたのは、さらにその後、お風呂に入ってからだったので、もう1時は回っていたはずです。
かぼちゃのスープの他に、長男が大好きだった鶏肉の蒸し煮も出してあげたら
洋食と和食がごちゃ混ぜの夕飯になってしまいましたが、それはそれは美味しそうに食べてくれました。
気持ちのいい食べっぷりは、子供の頃から変わりません。食べる姿もずっと同じです。
パクパクとテンポ良く、綺麗に全部食べてくれました。
人は食べ物でできている
心も食べ物で影響される
長男を見ていて、19年間のほとんどを私が作ったものを食べてきたんだなぁと、今さらながら気づきました。
人は食べたもので出来ている、という言葉を思い出し、ちょっとドキッとします。
アスリートは栄養のバランスやカロリーを計算して、本番で最高のパフォーマンスが出来る体づくりをしていますが、
アスリートじゃなくても、食事はとても大事で、
食材、調理方法、温かいか冷めているか、どんな雰囲気で、誰と、どんな風に食事をしたのか、
こういうことが人間の身体や心、思考までにも影響しているように思います。
私が作った食事が良かったのか悪かったのか分かりませんが、
とりあえず、
大事な相談をするために、隙間時間をつかって家に来るという発想ができる子でよかったな、と思います。
まだまだ、ずっと食事を作ります
手抜き料理でも会話は手を抜かない
今日は、もつ煮を作りました。
大根とサツマイモがとても安かったので、たくさん入れてみましたが、
サツマイモは合いますねー!
甘みがあっていつものもつ煮より、ずっと美味しいと喜ばれました。
思春期であまり話さない次男もたくさん食べてくれました。「美味しい!」の一言ぐらい欲しいところでしたが、お腹が苦しくなるくらいに食べくれたので、きっと「めっちゃ美味しい!」ということなのでしょう。
毎日の食事作りは、正直、面倒になる時もありますよ。
そんな時の手抜き料理でも、少しでも会話をして心は満たせるようにしたいです。
この冬、温かくてみんなが喜ぶ新しいレシピを探してみようかな…
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