【ふるカフェ系】滋賀・彦根『ハレトケト』武家屋敷カフェのローチョコレート・場所・営業時間etc.紹介

 

 

2020年7月23日(木)21:00〜21:30 NHK Eテレ【ふるカフェ系ハルさんの休日】

ふるカフェ系ブロガーのハルさん(渡部豪太さん)、滋賀県彦根市の武家屋敷カフェを訪れます。

鹿児島などで見た『立派な造りの武家屋敷』とはちょっと違和感がありますが、彦根という土地や武士たちの思いに触れることのできる「想像以上」の建物です。

その建物の中にある【ふるカフェ】は 『ハレトケト』(Hareto-Keto Raw Chocolate & Detox Cafe)

『ハレトケト』という聞き慣れないお店の中では、 “ローチョコレート” と “ローフード ”というこれまた聞き慣れない食べ物が・・・

そんな『ハレトケト』と『ローチョコレート』をまとめましたので、お出かけの参考にしていただけたらうれしいです。

 

ふるカフェ『ハレトケト』のローチョコレート:カカオ本来の栄養が丸ごと取れる

 

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ハレトケトのチョコレート:焙煎(加熱)せず48度以下の低温で作る

ハレトケトのチョコレートはローチョコレートです。

 

ローチョコレートとは、英語で 『 raw chocolate (生の、加工していないチョコレート)』

 

チョコレートの原料になるカカオ豆には『加熱に弱い栄養成分』がたくさん含まれています。

 

ハレトケトのチョコレートは、『加熱しない(焙煎しない)で低温で作る』のでカカオ本来の豊富な栄養が丸ごと取れるのです。

 

ハレトケトのローチョコレート:豊富な栄養素と健康効果=罪悪感ゼロ

加熱(焙煎)せず低温で作るハレトケトのローチョコレートには、カカオ本来の栄養素が含まれています。

ポリフェノール、食物繊維、ビタミン、ミネラル、フェニルエチルアミンetc.

 

抗酸化作用に優れ、免疫力の向上、動脈硬化予防、便秘改善、などの効果が期待でき

 

特に、フェニルエチルアミンには、ストレスの軽減、精神の安定化、食欲を抑える効果があります

そのため、『罪悪感ゼロのチョコレート』とも呼ばれています

 

 

ハレトケトのチョコレート:香り豊かなアリバ種カカオを使用

ローチョコレートは、焙煎をしないので、普通の(市販されている)チョコレートと比べて、苦味やコクが弱くなります。

 

しかし、ハレトケトのローチョコレートは、『アリバ種カカオ』という香りが豊かなカカオ豆を使用しているので、カカオの深い味わいがそのまま生かされています。

 

*アリバ種カカオ・・・苦味もあり、渋みが少なく花のような香りをもつ品種。南米のエクアドルの一部だけで生産されている希少品種。エクアドルのその土地で栽培されたものでなければ、香りの良いアリバ種にはならないと言われている貴重なカカオ豆。

 

 

 

『ハレトケト』のローフード:健康的な食生活になるきっかけに

ローフードの根本的な考え方として、

『食事の50%以上を生の野菜や果物にすると良い』というものがあります。(ナチュラルハイジーン)

『ハレトケト』のローフードは

・牛乳や卵などの動物性食品を使わない(ヴィーガン・ベジタリアン)

・白砂糖を使わない

・小麦粉を使わない(グルテンフリー)

・可能な範囲でオーガニック

・地元の野菜や果物を使用

・罪悪感なし(ギルトフリー)

 

チョコレートやケーキなど、紫やピンクなどの鮮やかな色が目立ちますが、植物が本来持っている色や甘味のみ使用しています。

 

『ハレトケト』スイーツ・ドリンクメニュー

スイーツメニュー

 

 

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*ローケーキプレート・・・1,100円

ローケーキ(カシューナッツや自家製アーモンドミルクをベースにした滑らかなケーキ)、ローアイス、ローフラノーラ、ローチョコレートソース、エディブルフラワー(食べられるお花)をワンプレートに贅沢に盛り付け

 

 

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*アサイーボウル・・・1,100円

抗酸化作用のあるアサイーに、季節のフルーツ、ローフラノーラ、エディブルフラワー(食べられるお花)、ローチョコレートソースをトッピング

 

*本日のローチョコレート・・・300円

貴重なアリバ種のカカオ豆を使用した濃厚なチョコレート。カカオ豆のうま味を味わえるプレーンや、スーパーフードと組み合わせたものまで日替わりの内容

 

*ローカカオクーヘン・・・250円

くるみ・ココナッツ・ピーナッツバターで作った食べ応えある一口サイズのお菓子。良質な植物性オイルがたっぷり入っています

 

ドリンクメニュー

 

*ローホットショコラ・・・700円

自家製のアーモンドミルクを使い、カカオの香りが豊かなショコラドリンク。

 

*本日のスムージー・・・600円

その日入荷した果物や野菜を使ったスムージー

酵素やビタミンなど生きたままの栄養がたっぷり入っています

 

*紅茶きのこ with チアシード・・・500円

紅茶きのことは欧米で大人気の発酵飲料のこと。

さわやかな果実のような味で、整腸作用が高く朝にぴったりのドリンク

 

*オーガニックほうじ茶・・・ホット350円・アイス300円

滋賀県産のほうじ茶。信楽のお茶農家「茶楽園」のほうじ茶は、品種改良されていないワイルドな味わい

 

*オーガニックハーブティー・・・350円

オーナーがセレクトした国内外のオーナニックハーブティーをポットで提供。

 

⚠️コーヒーはありませんが、持ち込みはできます。

 

『ハレトケト』場所・アクセス・営業時間・定休日

「わかりにくい場所」と言われる『ハレトケト』です^^

場所 滋賀県彦根市芦橋2-6-54
アクセス JR彦根駅より徒歩21分

最寄りバス停「四番町スクエア」より徒歩1分

彦根城より徒歩10分

TEL 080-4390-1476
営業時間 カフェの利用は予約優先です

10:00〜17:00(ブランチ10:00〜11:00)要予約!

13:00〜17:00(ラストオーダー16:00)予約がおすすめ!

定休日 月曜〜金曜まで (土・日のみ営業)
席数 11席
駐車場 無(近隣にコインパーキングあり・サービス券は無し・四番町スクエアor平和堂で買い物をすると1時間利用券がもらえます)

・四番町スクエア第2駐車場(30分200円)から徒歩2分弱

・四番町スクエア第1駐車場から徒歩3分

・平和堂 彦根銀座店から徒歩5分弱

ホームページ ハレトケトホームページ
インスタグラム ハレトケトインスタグラム

 

*新型コロナウイルス感染拡大の影響により、営業時間・定休日が変更になる場合があります。またそれに限らず、臨時休業、時間変更は度々ありますので、お出かけの際は、あらかじめご確認お願いします。

 

『ハレトケト』持ち帰り・通販もしています

ハレトケトのローチョコレートは、今まで食べていた市販のチョコレートとは、見た目は似ていても中身が全く違う食べ物なんですね!

カカオの栄養成分が丸ごと食べられるのはうれしい!

 

持ち帰り:前日までの予約

ハレトケトのチョコ等は持ち帰ることもできます。

持ち帰りたい前日までの事前予約で、365日いつでも利用することができます。

持ち帰りの際は、保冷剤と保冷バッグは必需品!特にケーキは常温でドロドロに溶けてしまいます。

 

インターネット販売もしています

『ハレトケト』は滋賀県彦根市にあり、カフェの営業は土曜と日曜のみ

気軽に行けない人は、まずはお取り寄せでローチョコレートを試してみてはいかがでしょうか?

ただし、一つ一つ手作りしているので、商品毎に、多少の違いが出てきます。

また、作り立てをお届けするので、

出荷までに時間がかかる場合もありますのでご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

『ハレトケト』オーナー吉田理恵さん

 

 

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ハレトケトのオーナーは吉田理恵さん

2013年、京都にてローチョコレートのワークショップに参加『こんなに幸せな穏やかな気持ちになれる食べ物があるなんて!』という衝撃を受ける

看護師として10年以上の経験を積みながら、

ローチョコレート、ローフードの勉強を始め、周りの人に食べてもらうようになる

ビーガンフードを食べ歩き

2018年1月頃、本格的にお店を開こうと考える

当時、お付き合いをしていた人のいるインドネシアのバリで「日本人の作るロースイーツのお店」を始めようと思っていたが、破局してしまい、

2018年10月、滋賀県彦根市でお店オープン

レイキヒーラー、ヨガインストラクター、日本ロースイーツウェルネス協会

 

*吉田理恵さんとはお会いしたことはありませんが、とても丁寧な説明で、目を背けたくなるような現実を文章に表しているハレトケトのホームページから、吉田さんのお人柄を感じることができました。食と環境を考え、自分にできることを行動している吉田さん。一度ハレトケトを訪れてみたいです。

 

『ハレトケト』の意味・目指すこと

『ハレトケト』の意味は:「ケ」を「ハレ」に変える

ケの日(日常)を

ハレの日(特別な日)に変える

そんなローチョコレートとローケーキカフェ

 

『ハレトケト』が目指すこと

看護師として働いていたオーナーの吉田理恵さん、

栄養学や予防医学の観点から、

こころとからだの調和を食という分野から提供すること

を目指します

 

『ハレトケト』【ふるカフェ系ハルさんの休日】に決まるまで

今回、【ふるカフェ系ハルさんの休日】で『ハレトケト』が撮影現場になるまでのことをオーナー・吉田理恵さんが次のように書いています。

『あれは今年1月の始め。

NHKのプロデューサーと名乗る人から、古民家カフェを紹介する番組を作っています、とお電話いただきました。

以前お話ししたように、ハレトケトは文化財である足軽屋敷(武家屋敷)を利用した工房兼カフェです。

江戸時代から続く伝統的な建築物なのですが、リフォームされているため、見た目はけっこう昭和っぽい。笑 そんななので、「古いんですが、見た目はあんまりなので、ご期待に添えるか分かりませんけど・・・」とお返事致しました。

プロデューサーさんは東京の方ですが、お電話くださったときは滋賀県にて「ふるカフェ」を探しておられるとのことでした。

数日後、下見にいらした時の、落胆した表情と言ったら・・・今も覚えています。

足軽組屋敷は、武家屋敷ではありますが、しょせん身分の低い足軽のお家です。

小さいですし、リフォーム済みなので、昭和のお家っぽさが否めません。笑

しかし!さすがNHK!

プロデューサーさんが連れてきた古民家鑑定師三谷、考古学の先生などが徹底的にハレトケトのお店を調査してくださいました。

結果、足軽組屋敷の面白さや、地域の人たちとの繋がりを楽しそう、と思ってくださったのか何なのか、結局、当店を選んでいただけました!』

 

 

【ふるカフェ系ハルさんの休日】番組中出てきた建築用語

国宝・彦根城(江戸時代に築城の現存する数少ない天守)

・華頭窓(かとうまど)

・唐破風(からはふ)

・入母屋破風(いりもやはふ)

・切妻破風(きりつまはふ)

ハレトケト

・手斧削り(ちょうなけずり)

【彦根藩の足軽は、他藩より優遇されていたため門付きの屋敷を与えられていた】

 

【ハレトケト】彦根りんごチョコレートの作り方

〜・低温で調理するため栄養素が多く残る・〜

1、カカオマス・カカオバターなどを5時間混ぜる

2、チョコに大麦、りんご、レーズンを入れ混ぜる

3、型にはめ、りんごをのせて1時間冷やせば完成!

 

 

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↑これは「彦根りんごのクランチチョコレート」です

 

【ふるカフェ系ハルさんの休日】足軽の武家屋敷とハレトケト

井伊直弼の死後、途絶えてしまった湖東焼き(ことうやき)を独学研究し復活させた中川さん、

足軽屋敷の保蔵の活動をしている大菅さん、

そして足軽屋敷を活かしている吉田さん、

先人のあたたかな想いを大事に受け継いで、いろんな人に知ってもらおうとしている彦根に暮らす人たち、素敵ですね。

ハレトケトのローチョコレートにも、そんな優しさと芯の強さが詰まっているように感じました。

 

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