Voicy(ボイシー)がきっかけで「ストレングスファインダー」を知り、興味を持って調べてみると、『無料版ストレングスファインダー』というものがあることを知りました。
無料版?
よく見てみると『無料版ストレングスファインダー』とはリクナビ『グッドポイント診断』のことでした。
どちらも『自分の強みを知る』ために自己分析をするものですが、何か違いがあるのでしょうか?
運営している団体と、かかる費用が大きな違いのようですが、結果には違いが出るのかどうか
疑問に思い、2020年4月と5月に診断を受けてみました。
Contents
「ストレングス・ファインダー」と「グッドポイント診断」結果
「ストレングス・ファインダー」と「グッドポイント診断」の違い
まずは簡単にそれぞれの違いを比べてみます。
ストレングス・ファインダー | グッドポイント診断 | |
開発 | ギャラップ社 | リクルート |
性格特徴の数 | 34 | 18 |
強く表れる資質の数 | 5 | 5 |
費用 | 約¥2,000 | 無料 |
受け方 | ①書籍 ②公式サイト ③スマホアプリ | 公式サイト |
日本語 | ○ | ○ |
結果 | 診断後すぐ | 診断後すぐ |
大きな違いは、次の2点。
①性格特徴の数が多いことから「ストレングス・ファインダーの方が細かい分析」
②ストレングス・ファインダーは有料、グッドポイント診断は無料
ストレングス・ファインダーの受け方
ストレングス・ファインダーを受ける方法として、3つの方法があります。
①書籍:書籍を購入し、付属しているアクセスコードを使用する
②公式サイト:米国ギャラップ社の公式サイトから直接アクセスコードを購入する(注1)
③スマホアプリ:公式のスマホアプリをダウンロードして診断を受ける
(注1)知りたい資質の数によって金額が違います。②公式サイト・トップ5のみ知りたい(US$19.99=約¥2,200) ・既にTOP5の結果を持っていて、6〜34を知りたい(US$39.99=約¥4,400) ・新規でテストを受けて34資質すべての順位を知りたい($49.99=約¥5,500)
*私は①書籍を購入し受けました。本を手元に置いていつでも読めるようにしたかったからです。
「グッドポイント診断」はこちら
「ストレングス・ファインダー」「グッドポイント診断」を受けた結果
診断結果:TOP5
それぞれ診断を受けた結果です。1〜5までの番号は上から強い順です
ストレングス・ファインダー | グッドポイント診断 | |
1 | 調和性(A) | 柔軟性(B) |
2 | 最上志向 | 決断力 |
3 | ポジティブ | 独創性 |
4 | 目標志向 | 受容力(A) |
5 | 適応性(B) | 親密性 |

診断結果「ストレングス・ファインダー」

診断結果「グッドポイント診断」
診断結果の共通点
それぞれの解説文を読むと、
(A)の調和性と受容力、(B)の適応性と柔軟性が共通点かなと思われます
「ストレングス・ファインダー」を受けるメリット
ストレングス・ファインダー診断後、ほとんど待つことなくすぐに結果が分かります。
メリット①:丁寧で分かりやく仕事に活かせる
「自分だけの特長的な資質のレポート」には、
TOP5の資質に関する説明が細かく書かれています。
これは、本『さあ、才能に目覚めようストレングス・ファインダー』にも書いてある内容と同じです。
が、本ではTOP5の説明に加えて、
・<〇〇>が高い人たちの声
・行動アイデア
・<〇〇>が高い人との働き方
が書かれてあるので、より詳しく理解できるようになっています。
<〇〇>が高い本人にとっては共感する部分があり、これからの行動の選択のヒントになりそうです。
また<〇〇>が高い人の周りにいる上司や同僚にとっても、仕事がしやすくなるのではないかと思います。
メリット②:権威性がある
リクルートも日本では大変有名な企業ですが、
海外で活躍したい人や、外資系の企業を視野に入れている人にとっては、
世界中で数百万人が利用している「ストレングス・ファインダー」の方が
自分の強みを理解してもらいやすいかなと思います。
実際、社内で「ストレングス・ファインダー」を取り入れている企業もあルようです。
1年ぶりくらいにストレングスファインダーやってみた。奮発して全要素のランキング見れるやつ。
今まで3回やってきて上位要素もかなり色々入れ替わってるけど、1番目の「慎重さ」だけ絶対に変わらないからどんだけ慎重なんだろうと思うw pic.twitter.com/U5yE6qXisr
— sayuri ikeda | Offers CS (@sayurii_cs) May 10, 2020
「グッドポイント診断」のメリット:推薦文を書いてもらえる
「グッドポイント診断」でも、受診後すぐに結果が届きます。
「グッドポイント診断」を受けるメリットは、
推薦文を書いてもらい転職に役立てられること
グッドポイント診断は、リクルートが行っている自己分析ツールです。
そのため、リクルートなどの転職エージェントに見せて
伝えたい強みで推薦文を書いてもらうことができます。
転職エージェントと面接した際、
ここで「グッドポイント診断結果」を印刷して持参して
「この内容で書いて欲しい」と依頼し、その強みを盛り込んだ推薦文を企業に送付してもらえるので、転職を考えている人は、ぜひやっておくことをおすすめします。
なんとなくリクナビのグッドポイント診断やったよ!!転職はしないよ!!案件でもないよ!(๑╹∀╹๑)!!
良いことばかりなのかよくわからないけどこういう人だと自分で理解するのはだいじなのかもしれないかもしれない(๑╹∀╹๑) pic.twitter.com/ezdQ4HN81y— 📢ぐるたみん⚡NewCD[A]6/5リリース決定❗❗ (@glutamine_music) April 18, 2019
「ストレングス・ファインダー」で知った自分の強み
「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」
「ストレングス・ファインダー」の34の資質は、
「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」
この4つに分類されています。
「人間関係構築力」を活かせる生き方
私の結果では、調和性・ポジティブ・適応性が入っていることから、
「人間関係構築力」の資質があることが分かります。
人間関係構築力を活かせる仕事や役割が合っている、といえそうです。
(注)グッドポイント診断を受けたのが2020年4月27日、ストレングス・ファインダーは5月8日なので、時間が大きく開いているわけではなく大きな出来事もないので急に思考が変わることもない状態です。
受診してわかった「自分の資質=強みの元」
「ストレングス・ファインダー」「グッドポイント診断」を受けて、自分を見つめ直すいい材料になりました。
自分では意識していないでやっている行動や考えは「資質」で、それが「強みになる元」になるということ。
この資質を活かして、前向きで生きていけるように行動したいです。
最後に、書籍『さあ、才能に目覚めようストレングス・ファインダー』から、気に入っている箇所を抜粋します。
『自分の強みについて学ぶことは興味深い経験だが、それだけでは得られることも限られる。自分や自分のまわりの人々の生活をよりよいものにしたければ、行動を起こす必要がある。あなたの資質に合った仕事や目標を選ぶために、各自の能力開発ガイドを利用しよう。そして、そのプランを同僚や上司、親友たちにも見せよう。さらには、職場や自宅でまわりの人たちがそれぞれの強みを伸ばせるように手を貸そう。そうすれば、より前向きで生産的な環境に身を置いているあなたを見つけられるはずだ。』
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