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「松阪牛」といえば【和田金】
「松阪牛」取り扱い店で唯一単独で認められた「和田金」
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「和田金」パンフレットより
和田金は、松阪牛を扱う店舗として、唯一単独で認められている店舗です。
唯一認められているお店ってどれだけ美味しいの!?何が認められたの?
期待半分、疑心半分で行ってきました。
伊勢から名古屋へ向かう途中に寄ってみました
車でナビの案内通りに行くと、電柱に『牛銀』の看板がズラリ!
え?牛銀!? 銀なの?金じゃないの? 和田金じゃないの?
と少し不安になりながら進んでいくと・・・
見えてきました!和田金の文字が。
デカイ!!
和田金の文字がどーんと現れました。
(後でわかったことですが、『牛銀』とは『和田金』と同じ松阪牛で有名なお店でした。)
お店の目の前の道路を挟んだところに駐車場があります。
駐車場から見上げると、建物の屋根から「和田金』の看板が威厳に満ちた雰囲気で見下ろしています。
広くて綺麗で仲居さんが数人で迎えてくださいます。まるで旅館のような玄関に入り、
上品な薄緑色のお着物姿の中居さんが案内してくれます。
エレベーターで上の階へ。
この建物は、全フロアが和田金さんのお店のようです。
お部屋へ案内されました
清潔感があってお上品です
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個室 あやめ
和田金では、写真のような個室、または大広間をパーテーションで仕切って半個室にして食事をいただきます。
今回は、「あやめ」というお部屋へ通されました。
四季の花木が添えられており、日本の伝統美がふんだんにあしらわれています。
お部屋だけでなく、廊下にも凛とした雰囲気が漂い、歴史と格式の高さが伺えます。
さすが、明治11年から続く老舗です。
「まつさかうし」寿き焼
いよいよ始まります
松阪牛は「まつさかうし」と読むのだそうです。
そして「和田金」ではすき焼きを「寿き焼」と表しています。
おめでたい、縁起の良い食べ物のイメージがしますね。
高級な炭「菊炭」
お部屋に通された時には、すでに炭が置かれていました。
使われる炭は「菊炭」。
火力が強く、燃え尽きた後も型崩れしないで美しいことから、室町時代から高級品とされてきました。
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お吸い物 -
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菊炭
お吸い物から始まりました。牛の出汁が出ていて奥深い、いいお味でした。
菊炭の上に、焼かれて熱を持った菊炭を重ねていきます。
この作業も仲居さんがやってくださいます。
食事が終わるまで、仲居さんが付きっきりでお世話をして下さいました。
飲み物も注いでくれ、お肉も野菜も程良い頃に入れてくれます。
寿き焼で使われる ‘最高の特選ロース’
はい、こちらが松阪牛でございます。
大胆に切られてツヤツヤ光っています。
和田金の自社牧場で飼育された松阪牛。
和田金独自の飼育方法で、最高の牛肉になってここへやってきたのです。
美しい!!! ここで出会えて嬉しい!!!
使う鍋は南部鉄器。
砂糖を箸で少しづつふりかけ、特製たまり醤油を垂らしていき、肉が焼け始めると昆布だしを加えます。
「和田金」の印のある器です。
ここに卵を割り入れたところに、食べ頃の松阪牛を仲居さんが供してくれました。
あぁ、うっまぁぁぁい!!!
いつも食べているお肉とは味も食感も全然違います。
厚みはあるのに噛んだらすぐにかみ切れて、大きい割にはすぐにとろけて無くなってしまいました。
お肉じゃないみたいです。
私は白米でいただきましたが、追加料金を払って牛肉のひつまぶしにも変えることができるそうです。
牛肉のひつまぶし・・・美味しそうですよね。
美しい野菜たち
野菜も美しい!!!
しいたけの大きいこと!厚みも1cm以上はありそうです。飾包丁も綺麗すぎます。
『和田金」の文字が特別感を演出している焼き豆腐。
舞茸は、新潟産の白舞茸。玉ねぎは淡路産。
日本全国から上質のものを仕入れています。
材料1つ1つが選び抜かれたスーパーエリートですね。
上座にいる人に一番綺麗に見えるように野菜や豆腐を置いていきます。
焼き豆腐の『和田金』の文字も上座から読めるように置いていきます。
食材そのものも一流ですが、お給仕もお見事です。
デザートはメロン。
最後に菊炭を片付けて、お食事が終了しました。
和田金WEB SHOP
贈答やお取り寄せに便利です
この美味しい松阪牛お店から送ることも可能です。
玄関の横に持ち帰り用とともに配送する商品も用意されています。
また、WEB SHOPからの注文もできるので、贈答用などに喜ばれると思います。すき焼き用、ステーキ肉、ハンバーグ、牛肉志ぐれ煮やそぼろ煮があります。
見ているだけでよだれが出てきそう・・・
いいお値段です。
でも、行く価値あると思います。
金額を見ると気軽に行けるお店ではありませんが、
特別な日や、伊勢参りの時に、純和風の落ち着いた雰囲気と最高級のお料理でもてなしてくれると思います。
もう一度食べたいと思わせてくれる「和田金」でした。
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