フィジー・白砂の無人島【ティビュア島】で人生初のシュノーケリング

フィジーにくることで思い出した夢

南の島に行きたい

今回、フィジーで一番心に残ったのはTivua島で過ごした1日です。

もっと詳しくいうと、Tivua島でシュノーケリングをしたことです。

今回のフィジーはファムツアーなので、レジャーグループとして組み込まれた日程に、Tivua島で過ごす日がありました。

私は泳ぐのが苦手でマリンスポーツは全く興味がなく、それに水着はなるべく着たくないので、島に行ったとしてもビールでも飲んで海を眺めていよう、と思っていました。

でも、出発直前になって急に気持が変わり、綺麗な海の中に浸かってこよう!と思えるようになり水着を買って用意して行きました。

なぜそう思えたのか…

二十代の時に思い描いていた夢を思い出したからです。

南太平洋上空

南太平洋の綺麗な海に行きたい!

ニュージーランドからの帰りの飛行機で見たニューカレドニアの海を思い出したら、当時の自分が思い出され、

今の自分を見たらきっと残念がるだろうな、と思えて仕方がなかったのです。

その時は夢があって、叶えられると思って生きてきました。

でも、今の自分はニューカレドニアに行くことをほとんど諦めてしまい、それだけでなくやりたい事や行きたい所などの夢をみることすらしなくなっていたのです。

今回、フィジーに来られるチャンスをいただき、半分冬眠していた感情が目を覚ましました!

あんなに来たかった南太平洋の綺麗な海、それに入らないでビールばっかり飲んでいたら勿体なさすぎる!

きっと後悔する!

そう思ったらアメ横の水着屋さんで水着を選んでいた、というわけです。

 

水着についてはこの記事をどうぞ↓

https://takkyair.com/避けていたことに挑戦してみます

 

水着を着たら、シュノーケリングをやってみようかな・・・と思えるようになりました

やらないことには何も分からないからやってみる

 

デナラウ港から出たフェリーがティビュア島に近づくにつれ、海の色が変わってきて白い砂浜が見えてきました。

この島では、希望者はシュノーケリング、SUP、カヤックなどのノンモーターアクティビティが楽しめます。

泳ぐのがあまり上手ではないし水着を着ると決めただけでも大躍進の私にとっては、マリンスポーツなんてハードルが高くて無理だと決めてかかっていました。

でも、行きのクルーズ船で同じ班の人たちから、

シュノーケリングは全然難しくないからやってみるといいよ!と力説されたら、やっぱりやった方がいいのかなぁ〜と思い始め、

もし出来なかったとしても、やってみないことにはどんなものかわからないので、一回はチャレンジしてみようと思えてきました。

ティビュア島の周りは、綺麗なグラデーションのブルーで囲まれており、白砂で島を浮き上がらせているように見えます。

桟橋を歩きながら見た海水は、それはそれは綺麗な澄んだブルーで、シュノーケルをしている人の影が見えるほどの透明度でした。

それを見てしまったら、すぐに海に入りたくなって、すぐにでもシュノーケリングをマスターしたくなりました!

人生初のシュノーケリング

もう感動しかありません

同じ班の人は、ほとんどがシュノーケリング経験者で、スキューバーダイビングを出来る人もいます。

すぐにでも出来るようになりたい私は、1人でシュノーケルのレンタルやさん(?)まで行きました。

初めてだということを伝えたら、『レイが教えてくれる』と言うので、レイさんに続いて海に入りました。

レイさんは、体格の良いフィジー人男性です。

私の他に4人。

そのうちの、恐らく70代の男性は最初からレイさんにピッタリくっついて海に入りました。

ずーっとレイさんがその男性を支えていたので、きっと泳げない人だったのだろうと思います。

レイさんは、まずはシュノーケリングをするときの注意点を説明します。

レイさんの説明をよく聞くこと、

みんなから離れないこと、

もし水を飲んでしまったとしても慌てないこと、

リラックスすること、

そして、楽しむこと。

はい!もちろん、楽しみますよ!

こうやって、説明を聞いているだけでも楽しくなってしまいます!

レイさんの後について泳いで行きます。

だんだん足が届かない深いところまで来て、フィンを使って進もうとしますが、どうやってフィンを動かせばいいのか分かりません。

でも、しばらくレイさんの後ろにくっついて足の動きを見ていたらなんとなく分かるようになり、見様見真似でやってみました。

フィンがあると進みますねー!

そして、ライフジャケットもあると楽ちんです!

海水は冷たくなく、なま温かくちょうどいい温度。

くるりと仰向けになると、青い空は綺麗で、遠くに綺麗なティビュア島が見える!

幸せです!

あぁ、こんな綺麗なところに来られて、

なんて幸せなんだろう!

レイさんの後に続いていくと、

おぉーーーー!

魚!

魚です!!!

綺麗な綺麗なオレンジや青い色の魚がたくさんいます。

もう嬉しくなっちゃって、シュノーケルをくわえているのに、

うわー!きれいー!

と言ってしまいます。

レイさんは少しずつパンくずのようなものを撒きながら一箇所にとどまっていると、

かわいい魚たちが寄ってくる、寄ってくる!

かわいい!

人生で初めて魚をかわいいと思った瞬間でした。

綺麗な海で綺麗な魚を見られて、

なんて幸せなんだろう!

あぁ、ここに来られて良かった、

水着をきて、

シュノーケリングに挑戦してよかった!

水着を着ることなんて誰でもできることかもしれないし、

シュノーケルなんてたくさんの人が経験してるかもしれない、

でも、私にとっては

この時こそが、ハードルを超えた瞬間だな、と思いました。

やった!出来た!

出来ました!

透き通った海

達成感の後のランチとビールは最高に美味しかったです

美しい海を見ながらのランチタイム

『ランチターーイム』という大きな声で、12時からのランチを知らせてくれます。

ここは、島内の放送もマイクも拡声器も使わずに、何でもこの大きな声で知らせてくれます。

シュノーケリングで綺麗な魚を見て興奮しているせいか、あまりお腹が空いていませんでしが、

また海に入るまで体力を蓄えるためにも、ビュッフェランチをいただきました。

お肉、お魚、野菜、サラダ、フルーツ、そしてドリンクは全て飲み放題です。アルコールもです。

美味しかったですよー、

美しい景色、達成感、満足感で、最高のランチになりました。

コンプレックスを克服した時

私もみんなとシュノーケリングしている

 

ゆっくりランチとおしゃべりを楽しんだ後、みんなでシュノーケリングをしました。

私はレイさんに案内されてかわいい魚たちを見ていますが、

他の班の人たちは別の場所にいたので魚を見ていないというので、私が教えてあげることにしました。

もし私もみんなと同じようにシュノーケリング経験者で、レイさんに教えてもらわなければ魚のスポットを知らずにいたわけですから、

このために私は未経験者だったのかな?

とも思えてきます。

魚のいるスポットは桟橋に沿って行ったボートの手前。

みんなでシュノーケリングです。

水の中でみんなと同じように魚を見て楽しむ。

胸の傷跡、

崩れた体型、

泳ぐのが苦手、

長い間コンプレックスだったことが、

この時にすーっと消えてなくなったように感じました。

よかった、フィジーに来て。

フィジーに来て良かった

フィジーの人と自然のおかげです

フィジーに来るチャンスをもらって昔の夢を思い出し、

夢を思い出したら水着を着ようと思い、

水着を着ると決めたらシュノーケリングもしたくなって、

シュノーケリングをしたら今まで気にしていたことが、

すごくちっぽけなことのように思えてきて、

そうしたら、

もっともっとチャレンジしてみたくなりました。

ありがとうフィジー

Vinaka Fiji

ティビュア島

 

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