桜の開花宣言が出されました。今年は観測史上最も早い3月14日。靖国神社には、これからしばらくたくさんの花見客が訪れることでしょう。
私は開花宣言の前日、3月13日に開花宣言の基準としている標本木を見てみたいと思って出かけたのですが、ぜひ皆さんにも知ってほしいことを見つけたのでブログにしようと思います。
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【靖国八千代食堂】『特攻の母 鳥濱トメの玉子丼』
靖国八千代食堂の看板メニュー『特攻の母 鳥濱トメの玉子丼』
靖国八千代食堂は2019年10月10日にオープンしました。
看板メニューは『特攻の母 鳥濱トメの玉子丼』です。
これをぜひ味わっていただきたいのです。

〜以下、靖国八千代食堂の案内書より〜
知覧より直送する本物の味
特攻の母 鳥濱トメの玉子丼
旧知覧特攻基地の軍指定食堂出会った富屋食堂で「特攻の母」と愛された鳥濱トメさんが特攻隊員のみなさんに振舞った玉子丼には一体どれほどの想いが込められていたことでしょう。
当店の玉子丼は、トメさんの味を現代に受け継ぐ富屋食堂「ホタル館」館長、そしてトメさんのお孫さんである鳥濱明久氏が想いを込め作った割り下を、鹿児島県知覧から靖国へ直送いただき、そのまま使用しています。
靖国神社・八千代食堂
トメさんの玉子丼を頂きに。MOTHER 特攻の母 鳥濱トメ物語で11年目トメさん役をさせて頂いておりますが、温かい美味しい思いが一杯🍜
様々な歴史があるな中
会津米を使用!
会津若松観光大使としても嬉しく
美里町と言えば、
節分に豆まきさせて頂きました pic.twitter.com/sqPJFu2MSv— 大林素子 (@motoko_pink) October 24, 2019
皇居➡️靖国神社🇯🇵
富屋食堂(知覧)レシピの玉子丼。
すぐ隣で、見た目ものすごい怖いおじさんが目ウルウルしながら同じの食べてた🥚
とてもやさしい( ^ω^ )🍚 pic.twitter.com/zRwBtPb9ql— 🍛かしえりちゃん@ゆるいステルス🔺 (@picot123) December 8, 2019
鳥濱トメさん プロフィール
〜以下、靖国八千代食堂の案内書より〜
明治35年6月、鹿児島県坊津町(現南さつま市)生まれ。大正15年5月、24歳のときに長女の美阿子(鳥濱明久氏母)が誕生。昭和4年、27歳でそれまでの貯えを手元に「富屋食堂」を開業し、翌年次女の礼子も誕生します。
昭和17年に「富屋食堂」は陸軍指定食堂となり、昭和20年3月、知覧からも特攻隊の出撃が始まると、富屋に多くの特攻隊員が出入りするようになりました。たくさんの隊員達からお母さんと慕われ、トメはその出撃を見送り続け、いつしか「特攻の母」と呼ばれるようになりました。
戦後、知覧の観音堂建立に尽力し、建立後は欠かさず毎日参拝に通い、平成4年に89歳で大往生を遂げるまで続けた、愛情あふれる方でした。
玉子丼をいただきました
他にもメニューはありましたが、今回は迷わずこの玉子丼をいただきました。

知覧から直送された割り下で炊き、絶妙なとろっとろ加減の半熟玉子がご飯にかかっています。
私は、普段卵がかかっている丼の中で食べるとしたら親子丼やカツ丼で、玉子丼は外食で選んだ記憶はありません。玉子だけだと物足りないように思えるからです。
しかし、この玉子丼は違いました。
柔らかく炊かれて甘くなった玉ねぎと、黄色く輝く玉子の黄身とプルンプルンした白身に、いいお味の割り下が染み込んでいておいしかったです。
でもこの玉子丼の良さは、味だけではありませんね。
特攻隊員の皆さんがこの味を染み込ませた玉子丼を食べたのだと思うと、玉子丼を食べ終わるのが惜しくなってしまいます。
鳥濱トメさんが、命をかけて飛んで行こうとしている特攻隊員に振舞ったものだと考えれば、余計に味わい深く感じ、私の3人の息子がすぐに頭に浮かんで目頭が熱くなってしまいました。
玉子丼の収益の一部は特攻資料館へ寄付されます


この玉子丼は1,000円です。
玉子丼の収益の一部は、特攻資料館 富屋食堂「ホタル館」の整備維持などに寄付されています。
【靖国八千代食堂】メニュー
メインメニュー

・特攻の母 島濱トメの玉子丼 (味噌汁/漬物付き) ¥1,000
・特攻の母 島濱トメの玉子丼 庄内せいろそば(小)セット ¥1,680
・庄内かけそば (旧庄内藩 山形県鶴岡市松田製麺所 松田清治謹製) ¥1,000
・肉庄内そば ¥1,380
・山かけ庄内そば ¥1,100
・海老かき揚げそば ¥1,280
・海老天庄内そば ¥1,380
・月見そば ¥1,180
・庄内せいろそば(旧庄内藩 山形県鶴岡市松田製麺所 松田清治謹製) ¥1,000
※そば類はトッピング&セットあります <+月見¥180 +肉¥380 +そば大盛り¥250 おむすび¥280>
・海老かき揚げ丼(小) ¥680
・牛丼(小) ¥680
・会津米の海苔巻きおむすび ¥300
おつまみ
・富屋食堂のとんこつ ¥680
・揚げたて本薩摩揚げ 五種盛り合わせ ¥680
・そばチップス ¥150
・こだわり梅水晶(サメ軟骨の梅肉和え) ¥500
・大たこわさ ¥500
・特製イカの塩辛 ¥500
デザート
・甘酒(米麹と米のみで作ったノンアルコール)<温/冷> ¥500
・さつま芋プリン「紅隼人」(お土産できます) ¥380
・自家製手揚げかりんとまんじゅう 1個(お土産できます) ¥300
・船橋屋のくず餅(お土産できます) ¥700
アルコール
・アサヒスーパードライ 生ビール ¥600
・アサヒスーパードライ 瓶ビール ¥750
・竹鶴 ハイボール ¥600
・日本酒 ワンカップ大関 ¥600
・芋焼酎 ロック/水割り/ソーダ割り ¥600
・レモンサワー ¥600
・ウーロンハイ ¥600
その他、ソフトドリンク等あります
靖国神社行き方
最寄駅は、九段下(くだんした)《半蔵門線・東西線・新宿線》

「出口1」に向かって進みます。
エスカレーターに乗って地上に出てそのまままっすぐ歩くと、目の前に大きな第一鳥居が見えてくるのでそこから靖国神社へ入ります。

靖国八千代食堂は、第一鳥居をくぐり大村益次郎の銅像の右奥にあります。第二鳥居の手前です。
参拝とお花見の時にちょっとお立ち寄りください
今年は残念なことに、コロナウイルスの影響で桜の木の下でのお花見はできません。
木の下でシートを広げて飲食はできませんが、この八千代食堂では美味しい食べ物もアルコールもありますので、どうぞこちらでひと息ついてみてはいかがでしょうか?
満開になったらもう一度見に行こうと思います。次は、庄内そばをいただこうかと楽しみです。
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